2025年5月9日のヤフーニュースに「井村屋 あずきバー」の工場を新設するニュースがありました。
>>yahooニュース「井村屋 あずきバー増産 アイス工場を新設」
そこで表題の「あずきバー」のトリビアについて調査してみました。
明日の世間話のひとつにいかがでしょうか。

あずきバーとは?
井村屋が誇る1973年発売のロングセラーアイス「あずきバー」。日本全国で愛され続ける理由は、「素朴な甘さ」と「驚きの硬さ」の絶妙なバランスにあります。
ここでは、あずきバーの知られざるトリビアを6つ厳選し、品のあるユーモアとともにご紹介します。
1. 日本一硬いアイス?その理由とは
「あずきバー」といえばその硬さ。硬さの秘密は——増粘剤や安定剤を使わず、小豆・砂糖・水分だけで作られているからです。
その結果、「真夏のコンクリートより硬い」と冗談まじりに語られるほど。
実際に井村屋公式も「歯を折らないようご注意ください」と注意喚起をする徹底ぶりです。
豆知識
冷蔵庫から出したら、1〜2分置いて少し溶かすと適度な硬さになります。焦らないこと、これもあずきバーの“粋”な楽しみ方です。
2. 50年愛され続ける理由【あずきバー 歴史】
1973年発売から50年以上。年間1億本以上売れる国民的アイスにまで成長しました。
和菓子文化の粋を凝縮した逸品として、幅広い世代に親しまれています。
「和菓子風アイスなんて売れるのか?」という発売当初の懸念もどこへやら。
今では「これぞ日本の味」と胸を張って言える存在です。
3. 天ぷらにしてもおいしい!?【あずきバー 天ぷら】
実は、井村屋公式が「あずきバーの天ぷら」レシピを公開しているのをご存じでしょうか?
増粘剤不使用のため溶けにくく、衣がつきやすいという特性を活かし、あずきバーをそのまま天ぷらにすることが可能です。香ばしい衣とひんやりしたあずきのコントラストは、一度試す価値あり。
“和のデザートは奥深い”と再認識させられる逸品ですよ。
4. 実は和菓子屋のアイス
井村屋はあずき缶(ゆであずき)のトップメーカーでもあります。
だからこそ、自社製あんこをふんだんに使った本格派なのです。
「あずきバーはただの氷菓ではない」——この事実、ぜひ自慢してください。
5. 専用かき氷器まで存在した!?
2017年には「あずきバー専用かき氷器」が数量限定で販売され、大きな話題を呼びました。
あずきバーをセットし、シャリシャリと削るとふわふわのあずき氷が完成。
残念ながら現在は入手困難ですが【楽天市場】での販売を確認することができました。
硬さを逆手に取ったユニークな発明品、今しか購入できないかもしれないので購入はお早めに。

6.あずきバーには『ゴールドタイプ』、『オーガニックタイプ』が存在した!?
わたし自身もこの記事を書いて初めて知ったのですが『ゴールドあずきバー』なる商品も存在していました。
公式サイトでは
・北海道産大納言小豆のみを使用。
・甘納豆入りで小豆の粒感と風味を存分にお楽しみいただけます。
と紹介されております。
なんとも豪華なたたずまいです。

もう一つの発見は『オーガニック あずきバー』です。
こちらは
・有機原料(小豆、砂糖)を使った有機JAS認証のあずきバーです。
と公式で説明されています。
健康にも配慮してくれている「あずきバー」にはおどろきました。

有機JAS認証は、日本の農林水産省が定めた「有機(オーガニック)食品であることの公的なお墨付き」です。
簡単に言うと、「この食品はちゃんとしたルールに基づいて有機栽培・有機製造されたものですよ」と国が証明しているマークのことです。
- 化学合成農薬・化学肥料を原則使わない
使ったとしても、自然界に存在するものに近い“ごく一部”のみ許可。 - 遺伝子組み換え原料は不使用
- 2年以上(農産物の場合)、農薬や化学肥料を使っていない土壌で栽培
- 認証機関による現地検査・書類審査をクリア
第三者(登録認証機関)がしっかりチェックします。 - 「有機」や「オーガニック」の表記は認証がないと使えない
勝手に「オーガニック」と名乗ることは日本では法律で禁止されています。
『有機JAS』マークをチェック
緑色で「有機JASマーク」と書かれたマークがついています。
これがついている商品は「きちんと国が認めた有機食品」です。
【まとめ】あずきバーは“日本の粋”を閉じ込めたアイス
あずきバー』を知れば知るほど、次に食べる一本がきっと特別な味わいになります。
もし「歯が立たない」ときは、どうぞ焦らず。“粋”を楽しみながら、ゆっくり召し上がれ。
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